"ブログ一般"カテゴリーの記事一覧
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「ブログ村」を運営するムラウチドットコムは,「muragon(ムラゴンブログ)」というブログホスティングサービスも提供している。
「新着ブログ記事」というページがあるが,これを見る限り客層は結構よさそう(ドメインごとスパム扱いされて SEO 面でデバフがかかったりはしにくそう)である。使っているドメイン名も muragon.com だけなので,記事の集積にともなう将来性はあるかもしれない。
新着ブログ記事一覧 - ムラゴンブログ
一方,運営には一抹の不安を覚える。公式が Twitter でハッシュタグスパムをしているのである。#男性不妊症 #男性不妊 #重度男性不妊 #不妊症 #不妊 #精子の運動性不足 #貧精子症 #乏精子症 #精子無力症 #逆行性射精 #精路通過障害
あなたも
男性不妊ブログを始めませんか?
▼男性不妊のブログを見るhttps://t.co/ERjjxCwDvD
▼ムラゴンに登録する(無料)https://t.co/UlMnAKuCT7
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— ムラゴンブログ (@muragon_blog) January 18, 2020
継続的ではないが,今年の年始にこんな感じで大量のハッシュタグスパムをしている(そしてその後はほとんどツイートなし)。フリー素材の女性もまさか「男性不妊ブログ」や「体外受精から妊娠ブログ」のイメージ画像に使われるとは思わなかっただろう。#体外受精から妊娠 #体外受精 #非配偶者間体外受精 #不妊治療 #不妊症治療 #不妊症 #体外受精ブログ
★体外受精のブログ
あなたも
体外受精から妊娠ブログを始めませんか?
▼体外受精から妊娠のブログを見るhttps://t.co/cmopyl6ugM
▼ムラゴンに登録する(無料)https://t.co/UlMnAKd21z
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— ムラゴンブログ (@muragon_blog) January 18, 2020
公式サイトからリンクがないのでなりすましの可能性も否定できないが,Muragon の運営ブログもこんな感じである。
「温泉・入浴施設」の地域タグを付ける - アクセス数と読者数の増やし方 - muragon(ムラゴンブログ)からのお知らせ
「駅・ターミナル」の地域タグを付ける - アクセス数と読者数の増やし方 - muragon(ムラゴンブログ)からのお知らせ
「長崎」の地名やスポット名のタグ付け - アクセス数と読者数の増やし方 - muragon(ムラゴンブログ)からのお知らせ
もちろん記事中の見出し,本文,画像も使いまわし。
「〇〇はすばらしい!〇〇は魅力的!!」(定型文)という情報量ゼロの見出しにしびれる。人に対して何の役にも立たない繰り返しであるばかりか,重複コンテンツとして検索エンジンにも蛇蝎のごとく嫌われることになる。
SEO の常識云々以前に,もっと基本的な考え方の部分に大きな問題がありそうである。
また,ドメイン名の muragon.com を Moz で見てみるとこんな感じで,(Moz の指標は必ずしも信頼できるわけではないとはいえ,)現時点では少なくとも弱い部類ではありそうだ。
Domain Authority 43
Linking Root Domains 4.6k
Spam Score 1%
ただ,少し試してみた限りでは,意外にもシステムは悪くない。むしろ,新しいだけあって上位に入る使い心地だと思う。
基本的にははてなブログのパチモンはてなブログを参考にした作りになっており,サービス内での回遊・コミュニティ機能が非常に重視されている。始めたばかりのブログも人目に触れやすくなっているという点でははてなブログよりもよい。
ブログの作りも,デザインの自由度はゼロでレスポンシブでもないが,まあモダンな感じである。
はてなブログと違って検索流入は望めないが,サイト内コミュニティはそれなりに活気があるようである(とはいえ「nice! された記事」を見る限り他のサービスと同様に限界集落であることには違いない)。日常的なメモを書く分には悪くないサービスかもしれない。
運営は不安だけど。PR -
はじめに
グーグルサーチコンソールにはさまざまな機能があるが,中には使い道があまり説明されておらず,調べても情報が出てこないものがある。平均 CTR と平均掲載順位もそれである。
以下は,SEO を全くわかっていない初心者が平均 CTR と平均掲載順位について妄想してみたメモである。平均 CTR・平均掲載順位について
サーチコンソールの検索パフォーマンス報告には,合計クリック数と合計表示回数に加えて,平均 CTR,平均掲載順位という指標がある。
検索パフォーマンス レポート - Search Console ヘルプクリック率 - クリック率は、クリック数を表示回数で割った値です。表示回数のデータがない行の場合、クリック率の計算は 0 で割ることになるので、クリック率の値にはダッシュ(-)が表示されます。
平均 CTR とは合計表示回数を合計クリック数で割ったもので,検索結果に表示されたうちどれくらいの確率でクリックされているかを示す。なお,CTR は Click Through Rate の略で,広告のクリック率などでも使われる語である。平均 CTR は,よく言えばタイトルとスニペットの魅力を,悪く言えば clickbait (釣りタイトル)としての性能を示すものである。平均掲載順位 - 検索結果におけるサイトの「最上位」の平均掲載順位です。たとえば、ある検索クエリの結果でサイトが 3 か所に掲載され、それぞれの掲載順位が 2 位、4 位、6 位だった場合、そのサイトの掲載順位は 2 位となります。次に、別の検索クエリでも 3 か所に掲載され、それぞれの掲載順位が 3 位、5 位、9 位だったとします。この場合、サイトの平均掲載順位は(2+3)÷2=2.5 で 2.5 位となります。表示回数のデータがない行の場合、掲載順位はないので、ダッシュ(-)が表示されます。
平均掲載順位は検索結果に掲載される順位の平均であり,同ドメインで掲載されたページが複数ある場合はその最上位のものだけが反映される。算出方法の詳細は以下から確認できる。
表示回数、掲載順位、クリック数とは - Search Console ヘルプ結局何なのこれ
このようにどのように算出されるのかは説明があるのだが,何に使うのかは説明されていない。どちらも検索ワード(組み合わせ)ごとではなくサイト全体についてのもので,一見意味があるようには思えない。Quora(英語版)では繰り返し質問があるようだが,回答は例外なく「一概には言えない」と「気にしなくていい」のどちらかである。つまり,誰も使っていないのである。
しかし,この数値がまったく無意味なのであればわざわざ計算リソースを消費して算出してサーチコンソールに表示させておく必要もないわけで,なにかしらの使い道があって表示しているという前提に立って,むりやり用途を妄想してみたいと思う。
もっとも,平均掲載順位には実は割と確実な使い道がある。それは,アクセス数の少ないページが多すぎないか確認することである。
Google 関係者は SEO のために noindex するのは無意味からやめろと言い続けているが,実際には大きな効果があるのはブログをやっている人ならだれでも知っているだろう。SEO に関しても Google の言うことは正しいとは限らないというもっとも顕著な例である。Google にとってのお客様は広告出稿者だけだということを忘れてはいけない。我々(検索エンジンユーザや広告掲載者)は Google にとっては商品である。
これについては,この場末のブログに流れ着くまでに「記事数を増やしすぎるな」というブログ記事を散々読んできてうんざりしているだろうから詳細は割愛する。ただ少し触れておけば,クリック数に対してインデックス数が多すぎるとドメインパワーにネガティブな影響を及ぼすという経験則である。個人的な経験としても,1 年くらい前,アクセス数が少ないブログ記事を半分他へ移しただけですぐにアクセス数が倍になった。ひどい話である。
なお,noindex,非公開/削除,他への移転といった手段があり,一般的には非公開/削除がもっとも手間やリスクが少なく最良とされているが,個人的には他のサイトへ移して(少なくともしばらくは)301 リダイレクトすることを勧めたい。なぜなら,その情報を探している人も僅かではあってもたしかに存在しているからである。収益化が目的なら不採算かもしれないが,情報を伝えること自体が目的なのであれば,SEO のためにウェブから情報を消すことは避けるべきだと思う。まあ,アクセス数を逆順ソートしたらマジで誰にも求められない酒の勢いで書いたポエムとが出てくるもんだけど
閑話休題。私のサイトの数値について見たところ,過去 3 ヵ月(デフォルト値)の平均 CTR は 13.7%,平均掲載順位は 11 となっていた。どれくらいを目安にすればいいのかわからないが,ウェブ検索してみたところ,これより,少し高い値の報告を見かけた。それなりに知られた SEO ツールの国内代理店のようなのでお互いが極端に低いわけではなさそうで,だいたいこれくらいのものだと思っておけばいいようである。
期間を過去 16 ヵ月に伸ばすと平均 CTR は 12.4%,平均掲載順位は 11.9 といくらか下がる。工夫が奏功したのかと喜んだが,過去 7 日間に絞っても平均 CTR は 12.2%,平均掲載順位は 11.7 と 3 ヵ月でのデータよりも下がってしまった。
ただ,合計クリック数の値は上昇している。もう少し具体的に言うと,この 6 ヵ月で概ね 2 倍を超える程度となった。取った施策は,記事の移動,記事タイトル変更(新書を意識),テーマ変更の 3 つである。
これが何を意味するか。n=1 で推察するというひどく雑な議論を許してもらえるのであれば,平均 CTR はそれほど大きく変動していないことを考えると,平均 CTR が一定になるように(急激に変わらないように)表示回数が操作されていると想像することもできるのではないかと思う。
グラフを見てもそうで,テコ入れ後は平均 CTR が急激に上がり,クリック数がある程度増えたところでまた下がっている。直接手を加えていない記事も底上げされている。
もちろん Google 関係者は公式にはクリック数を直接順位に反映させていないと言明してるし,それは実際にそうなのだろう。とはいえ,あくまで相関関係に基づき,先行指標ないしエラーを見つけるための指標として使われることを意図していたとしても,不自然ではない。
以上は完全な妄想であるが,もしそうであるならば,釣りタイトルの使用も,それなりに効果はあるのかもしれない。直接反映されるわけではないにしても,平均 CTR が高くなるような傾向を持つページが評価される相関関係が存在する可能性はある。仕組みが非公開かつ 1 私企業によって独占されている以上,呪術的でもなんでも形を真似してやってみるしかない。検索流入依存やめたい
ただ,ハッキリ言ってそんなのは人として大切な何かを見失っている。spam 打倒ための SEO で自分が spam になっちゃあ仕方ない。
一つの道は(検索エンジンではなく)直接人の目に触れることで,「ねとらぼ」では,SNS ではむしろ内容をよく要約するタイトルがアクセス増に繋がるという結論に至ったという。
記事の拡散はタイトルが9割 ねとらぼ「10年の反省」が生む防御力
とはいえ,ねとらぼは ITmedia の一部門で itmedia.co.jp のサブドメインを使っており,もともと確固たる地位があるからこそそのような悠長なことができるという側面はあるだろう。個人の「インフルエンサー」が往々にして炎上マーケティングに走りがちなことを忘れてはいけない。彼らは愚かさゆえに炎上するのではなく,むしろ他には何も手段が残されていないということに気付いて自ら炎上するのである。まとめ
- 平均表示順位はなるべく上げよう,アクセス数が少ない記事は他に移そう
- 平均 CTR が高くなると表示回数が増えるかも?
- 独禁法がんばれ
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SEO を意識するようになってから,これまで関心のなかった SEO についての情報を調べるようになってきた。検索の 1 ページ目に乗るのは大抵いかにもという感じのページであり,読むべき内容はなく,最後にはサロン商法や情報商材への誘導がある。
とはいえ,中には利用可能な信頼できる情報をもとに合理的な推論を試みている人もいる。彼らは安易な断言を避けるし,プロフィールには「1 ヵ月で XX 万円!」のような根拠のない数字を書く代わりに既刊書や寄稿先,経営している会社名を書いている。
しかし問題は,そうした(少なくとも他の分野の感覚で言えば)真っ当なリソースはたいてい 2 ページ目以降に沈んでいるということだ。もともと圧倒的な力を持つ一部のプラットフォームに寄稿されているものを除けば,正確であろうと試みているページほど下に沈んでいる傾向が見て取れる。内容をパクったサイトより下に沈んでいることも多々ある。
これは単に機械を騙すのがうまいというだけではない。生身の人が相手の SNS 運用でも同様である。一般にいかにもそういう感じの人ほどツイートに多くの(自然に見える,あるいは実際にオーガニックな)反応があり,もちろんフォロワーも多い(これは誰でも安く買えるので判断の材料にはならないが)。古くからやっている人ではフォロー・フォロワー比が 1 に近かったり,そもそもフォロワーが 3 桁しかいないようなこともザラである。
紺屋の白袴なんて言う。医者の不養生とも言う。これらの言葉の妥当性は置いといて,「SEO 屋の 2 ページ目行き」は,流石に本業への信頼へ関わるだろう。検索結果で上位に表示させることこそが客が彼らに期待することであって,単にコンテンツを構造化するだけなら本職のエンジニアにやらせたほうがよいからだ。「結果がでないのはコンテンツの質が低いから」という便利な弁明も,彼ら自身のサイトでは使えない。もちろん何も手を打っていないわけではないのだろうが,なりふり構わないサイトにはかなわないのものと想像される。
ここからわかることは明確だ。SEO 自体が呪われているのである。言い換えれば,ウェブ検索の利用者自身が質の低い情報とその発信者を選んでいる。正確さより「わかりやすさ」が重視されるし,複雑なエビデンスより断言可能なそれっぽさが安心感を与える――もっと悪くすると,それっぽい見た目を備えているだけの情報を「エビデンス」と呼んでいる。
人は生まれながらにして欲望に支配されている。ウェブだけの話ではないが,Google が独占して情報をコントロールしているウェブ検索では,これがひどく強調されてしまっている。
毒を以て毒を制すというのが私のモチベーションであったが,その道のプロであるはずの人々でもこの状況であることを考えると,非常に困難なことなのかもしれない。
関係ない日記だが,さきほどコンビニに行った。
その道すがら,私は久しぶりにひどく驚くことになった。ふいに,すぐ目の前に猫がいることに気付いたのである。あやうく猫ふんじゃったになるところで立ち止まって回避したが,驚いた私を見て猫も驚いてとんでいった。
寝ぼけていたのか,体調が悪かったのか,あるいは何かもらえると思っていたのか......いずれにせよ気の毒なことをした。
コンビニから帰ってくると,私はさらに驚くことになった。今度は猫が集会をしていたのある。
猫たちはちょっとした距離をとりつつも固まって歩いている。参加している猫は 3 匹と少ないが,さっきの猫も参加していた。このあたりではよく猫を見かける気がしていたが,それほど多いわけでもないようである。
今度は驚かせないよう,私は離れて歩いた。隣人関係は良好に保ちたいものだ。猫たちは少し訝し気にこちらを見たが,それほど気にすることもなく歩きつづけている。今度は同じ失敗をせずに済んだようだ。
ヒトのエゴに振り回される野良猫たちは気の毒ではあるが,ヒトの営巣地に忍び込んで巧みに生き抜く姿は頼もしくも見える。 -
ライブドアブログも試用中
先日から忍者ブログを試しているが,ライブドアブログにも登録して少し試してみたので,忍者ブログと使用感を簡単に比べてみた。
それにしても,前にライブドアブログを使っていた 5 年ぐらい前とまったく変わっていないのに驚く......ライブドアブログvs 忍者ブログ 14 番勝負
登録情報
引き分け
どちらもメールアドレスだけで登録できる。容量
ライブドアブログの圧勝
業界最高の 10 GB 以上 vs 業界最低の 500 MB では勝負にならない。安定性
ライブドアブログの勝ち
忍者ブログは使用二日目にして妙に接続が遅いことがあった。Twitter を見てもそんな感じ。
ただ使えないほどではない。今のところは。広告
忍者ブログの圧勝
どっちも PC で広告がほぼなくスマートフォンは広告だらけという構成。
ただし,忍者ブログでは広告の質自体は普通であるのに対して,ライブドアブログの広告の質は非常に低い。
また,ライブドアブログ上の“人気ブログ”へのリンクが大量に表示されるため,社会通念上大きな問題があるブログへのリンクを避けられない。利用規約・ルール
僅差で忍者ブログの勝ち
同じように緩やかだが,忍者ブログのほうが明瞭である。アップロード可能なファイル種類も多いのも地味に大きい。複数ブログ
忍者ブログの圧勝
ライブドアブログは HTML に共通の ID が出力される。ドメインパワー
ライブドアブログの勝ち
Moz のスコアでは shinobi.jp のほうが質が高いことが示唆されるが,このドメインは他のサービスでも使われている。blog. というサブドメインにぶら下がる格好になるので,実際の評価はもっと下がると思われる。実際,ウェブ検索でも blog.jp や livedoor.jp と比べると圧倒的に見かける機会が少ない。サービス内のアクセス誘導
ライブドアブログが僅差で勝ち
ライブドアブログにはサービス内のランキングがあるが,見ている人はたぶんいない。
そもそもこの手の機能は人力の spam を集めるだけというのはある。書きやすさ
忍者ブログの圧勝
ライブドアブログは目がチカチカするし,なんかもっさりしている。編集画面に限らず,全体的に機能が取っ散らかっている。
その点では忍者ブログはかなり優秀。だからこれもこっちで書いている。テーマ
忍者ブログの圧勝
ライブドアブログはスマートフォンサイトへの自動誘導をオフにすることができずレスポンシブデザイン非対応なので話にならない。
忍者ブログのレスポンシブテーマもウィジェット領域がアコーディオンなど微妙な感じではあるが,とりあえず機能する。HTTPS 対応
ライブドアブログの勝ち
ライブドアブログでは HTTPS に完全に切り替えることができるので,被リンクが分散する心配をしなくてよい。
また,忍者ブログでは独自ドメインでの対応予定がない。独自ドメイン
ライブドアブログの勝ち?
どちらも現状では HTTP のみ対応しているが,ライブドアブログは HTTPS への対応も計画しているとのこと。
一方,忍者ブログは新規受付を中止している。10 月に再開するとのことだが,本当にできるのかは不明。サポート
忍者ブログの勝ち?
どっちも原則ノーサポートだが,Blogger と違って受け付けてはくれる。忍者ブログのほうが圧倒的にユーザが少ない分マニュアルコピペ以外の返事を得られやすい模様。
ただライブドアブログも障害報告とかは丁寧にやっている。将来性
ライブドアブログの勝ち?
資本的にはライブドアブログ(LINE)が圧倒しているが,Naver まとめのように合併に伴って切られるリスクはある。LINE ブログと重複してるし,主力はコピペブログでコンプラ・CSR 的に地雷原だし。そういう意味ではどっちも危うい。
ただ,ライブドアブログは今も熱心に機能追加に動いているが,忍者ブログは 10 ヵ月経って大規模障害からの復旧すら完了していない。
エクスポートはどちらも Movable Type 形式対応。結論
ライブドアブログ 7 勝,忍者ブログ 6 勝,引き分け 1 でライブドアブログの勝ちだが......
ライブドアブログは広告やリンクの問題がひどすぎて使う気にならない。それに,忍者ブログはストレスなく編集できるというのも大きい。
容量が必要だとしても,ライブドアブログを使うくらいなら,はてなブログや Blogger のほうがよいだろう。
次はエキサイトあたり?
なお,このブログはまだインデックスに登録されていない。当然アクセスもゼロ。 -
正確なブログ記事を書くのは難しい。
言い換えれば,炎上の余地がないブログ記事を書くのは難しい。
一人の人間が書くものなので,どれほど気を付けていても,不正確な一般化,記憶違い,勘違いなどは生じる。しかも,正確であろうと気を付ければ気を付けるほど,小さな誤りでも目立ってしまう。
意図したところ自体は正確であっても,表現が不徹底であったり,抽象的,修辞的にすぎたために,異なる前提を持つ人やある知識を持たない人に誤った解釈をされてしまう場合もある。これにも万全を期さなければならない。
もちろん正確で明瞭なのはいいことであって,だからこそ時間をかけて,何度も読み返して内容を精査するわけである。この備忘録を書いているのも,アクセス解析を眺めてみて珍しくアクセスされた記事に不正確な部分があったので急ぎ修正を加えたことがきっかけである。指摘は実にありがたいことであり,自分が気付かなかった誤りに気付いて修正し,情報を少しでも完全に近づけることができる。
しかし,時間的なコストは到達すべきクオリティが高まるにつれて指数関数的に増えてしまう(むろん,何気なく書いたこの一文もまた突っ込もうと思えばいくらでも突っ込めるものである)。規格書を書いているわけではないし,契約書を書いているわけでもない。ただ個人がブログを書いているのであって,あらゆる人のあらゆる受け取り方に先回りして対応することはできない。
さらに厄介なのは,指摘が正しいとも限らないことだ。根拠を一切示さない,言い方は悪いが難癖のような指摘をする人もいる。もう少し手間をかければ,それらしく包装した悪魔の証明を迫ることも簡単である。内容の正しさ,理解しやすさに加えて,誰かの気分を害さないかにまで気を配る必要がある。
どこかに少しでも可燃性の部分があれば,そこから燃やすことができる。少なくとも,燃えている感を演出することはできる。
この底なし沼を抜け出す方法は群れて多数決の力をつけることで,これはオフラインと同じことである。事実,たいていの人はそのようにしている。しかし,そういう厄介ごとが嫌いだからこそ夜な夜なパーティーするのではなく薄暗い部屋でネットをしているわけで,一人で気ままに暮らしたい。営利目的ではないのだからなおさらである。
幸い,今のところ炎上した経験はないが,最近アクセス数を増やすことを意識し始めて,これがけっこう奏功していることを考えると,なにかしら対策を考えていく必要があるのかもしれない。炎上というのは,大抵,意図したよりも多くの人にリーチしてしまったことが原因で起こる。