"忍者ブログ"カテゴリーの記事一覧
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現状
- 2020 年 9 月 10 日開始,7 日経過
- 記事数 22(毎日更新ではないが,1 日に複数更新することもある)
- 12 日からブログ村・with2 人気ブログランキングに登録検索エンジンのインデックス登録
Google,Bing,DuckDuckGo について調べたが,いずれも未だ正常にインデックスされていない。
Goolgle については,
- HTTP 版ページのみがインデックスされている。
- URL 指定でも表示されるのは 3 ページのみである。
- タイトル完全一致では一切引っかからない(そしてよく考えずに付けたので過去に一切使われたことのない語ではない......)。
Google に対しては忍者ブログが(HTTP ページながら)サイトマップを送信しているはずであるし,途中からはブログ設定でも Google への Ping をするようにしているが,以上のとおりの状況である。
Bing,DuckDuckGo についてはまったくインデックスされていない。
12 日にブログ村・with2 人気ブログランキングに登録したが,これも今のところ効果はないようである。
このまま放置しても正常なインデックス反映は難しいと判断し,Google Search Console および Bing Webmaster Tools で HTTPS ページにつきサイトマップ登録・トップページおよび記事 3 本を登録してみた。これでしばらく様子を見る。アクセス数
1 週間経つが,アクセス数は 0 である(忍者アクセス解析)。もっとも,上記ランキングのポイントと一致しないので,捕捉できていないアクセスがある可能性はある。
これは,上記の通りインデックス登録ができていなかったことに加え,コミュニティ機能などサービス内でアクセスを循環させるような仕組みがないためであろう。その他
仕様面で気付いたことについてはこれまでに触れてきた。今のところ被リンクどころかアクセスもないので,執筆以降に気付いたことについても,これらの記事のアドホックな修正という形で反映している。
忍者ブログの仕様あれこれ|インターネット番外地
忍者ブログのイケてるところ 10|インターネット番外地
忍者ブログのイケてないところ 10|インターネット番外地PR -
サーバが不安定
時々読み込みが詰まる。数時間ダウンする障害も稀というわけではないらしい。そして年末年始には大規模障害があって,一部の機能は未だに復旧していない。HTTPS 対応が不徹底
XML サイトマップの件は前の前の記事で述べたほか,公式テーマであっても TLS / SSL 化を考慮した修正はされていないのでそのままでは混在コンテンツになってしまう(自分で直すことができるのはよい)。管理画面からも HTTP と HTTPS のリンクが混在している。エディタが古い・不安定・低機能
2012 年リリースの Tiny MCE 3.5.8 である。新しいバージョンに比べてソースがぐちゃぐちゃになりやすいほか,「全画面」にして戻すと直前の編集が消えるなどお茶目な不具合がある。
また,下書き機能がなく,非公開設定での記事公開をもって代えているので,公開日時はその記事の最初の保存時点に設定されてしまう。後に記事を公開する際には,公開日時を手動で修正する必要がある。容量が 500 MB しかない
これはまあわかってたからどうでもよいが,2020 年の今となっては逆にインパクトのある容量である。ブログサービス内の回遊・交流がない
個人的にはいらないが,一般論としては欠点になると思う。システムが古い
meta keyword とかそういう古代の遺物がここにはある。逆に canonical はない。Unicode 絵文字非対応
Unicode 絵文字は自動でストリップされる模様。ただし,特殊記号は使える。=͟͟͞͞ʕ•̫͡•ʔ =͟͟͞͞ʕ•̫͡•ʔ =͟͟͞͞ʕ•̫͡•ʔ =͟͟͞͞ʕ•̫͡•ʔ pͪoͣnͬpͣoͥnͭpͣa͡inͥちょっとしたカスタマイズにもテーマ編集が必要になる
逆に言えば簡単にテーマ自体を編集できるのでそういう意味では楽ではある。選択可能なドメイン名が多すぎる
初見殺しすぎる。syoyu.net の民とか気の毒だ。今後が不透明
ある日突然「無料ブログホスティングはオワコンだからこれからは AdTargeting / AdMax にリソース集中してガンガンいくぜ!」とかなってもおかしくない。少なくとも忍者ブログ事業にこれから積極的な投資がされることは期待できない。 -
レスポンシブウェブデザイン対応で完全にカスタマイズ可能
レスポンシブウェブデザインはもはや常識だと思うが,残念ながら,特に国内ではレスポンシブウェブデザインに対応できないブログサービスがほとんどである。スマートフォンでの収益性を高めるため,UA がスマートフォンの場合に非常に使いにくい専用ページに送ってしまうのである。機能制限版のページを表示するのではなく,PC でもスマートフォンでも同じ情報を提供するべきである。忍者ブログでもデフォルトは UA で振り分ける仕様だが,レスポンシブ対応の公式テーマもあり,簡単に対応させることができる。広告が比較的少ない・内容がひどすぎない
広告は表示されますか?|ヘルプ|忍者ブログ
忍者ブログの広告の広告は,今のところ他と比べて少ない部類である。複数のアドネットワークを使っているため内容はまちまちだが,特にスマートフォンでの広告は他では無法地帯となっており,比較的良い部類であると言える。忍者ブログの広告についての方針は大きく変わることがあるようなので安心はできないが,少なくとも今のところは,優れた選択肢のひとつである。編集画面が使いやすい
バージョンは非常に古いものの定番の Tiny MCE であり,アイコンの見た目もモノトーンに統一されており快適である。WordPress.com やはてなブログといったサービスのエディタと比べると劣ると言わざるを得ないが,それでも国内サービスの平均よりは高い水準でまとまっている。設定画面も使いやすい
機能が体系的に配置されているので把握しやすい。他のサービスでは,“初心者向け”を意識するあまり,使用頻度を重視しすぎて配置が混沌としている場合が多い。複数ブログ作成に対応している
分野ごとにサイトを分けたほうが Google に好かれるので,複数ブログ作成機能はぜひほしいところである。1 アカウントで複数のブログを作成できるサービスは多いが,忍者ブログには同じアカウントの各ブログに共通の ID が出力されないという強みがある。別に知られても構わないとはいえ,なんでもかんでも同じハンドルネームで語りたいわけではない。全記事に共通のタグを埋め込み可能である(記事下共通タグ機能)
これも意外と対応していないサービスが多い機能で,全記事に同一の内容を付け足すことができる。告知をしたり,必要に応じて自己紹介などを書くこともできる。スマートフォン相手ではサイドバーは役に立たないので,検索流入メインのブログではぜひ欲しい機能である。独自ドメインに対応している(非 TLS / SSL のみ・執筆時点受付中止中)
TLS / SSL 非対応ではあるが,無料で自分の独自ドメインに登録することができる。サブドメインにぶら下げられる(というよりそれが推奨)ので,本体と異なる内容についてサブドメインに分けることで,アップデートの手間やデータベースの消費なしにサイトを追加できる。さまざまなファイルのアップロードに対応している
Zip を含む多くのファイル形式のアップデートに対応している。今はオンラインストレージサービスが多々あるし容量も 500 MB しかないので,それほど決定的な強みではないが,手軽にさまざまなファイルをアップロードできるのは便利である。他のブログへのリンクを強制されない
ブログサービス内での回遊がない反面,他のブログへのリンクを強制されることもない。内容に大きな問題のあるブログへのリンクを強制されるのは受け入れられることではない。HTML ソースが短い・読み込まれるリソースが少ない
忍者ブログのサーバは強力とは言えないが,出力されるページのシンプルさがそれを補っている。読み込まれるリソースもそれほど膨張していない。これには,「忍者ツールズ」として機能ごとにサービスが分割されており,ユーザが必要なものだけを選んで組み合わせることができるようになっていることも寄与している。 -
XML サイトマップとは
XML サイトマップとは XML (Extensible Markup Language) で記述されたサイトマップであり,human-readable にレンダリングして使うことが前提の HTML サイトマップに対比して言われる。XML サイトマップは,最も一般的には sitemap.xml というファイル名である。
これは,検索エンジンその他のクローラにサイトの更新情報を伝えるためのものである。HTML の内部リンク(だけ)から更新情報を伝えるのに比べ,迅速かつ確実に更新を通知することができる。忍者ブログの XML サイトマップの中身
忍者ブログのサイトマップは /sitemap.gz にある。gz とは圧縮ファイルの一種である。
sitemap.gz の中には,sitemap というファイルひとつだけが入っている。
sitemap の内容は以下のようになっている。<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>
<loc> は URL,<priority> はそのリソースの相対的な優先度,<changefreq> はページの更新頻度(すなわちどれぐらいの頻度でクロールしてもらいたいか),<lastmod> は最終更新日時である。Google は <priority> を無視するようである。<changefreq> もほとんど参考にされていないか,単に無視されているだろう。
<urlset xmlns="http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9">
<url>
<loc>http://nil.blog.shinobi.jp/</loc>
<priority>1.0</priority>
<changefreq>daily</changefreq>
<lastmod>2020-09-12T14:41:52+09:00</lastmod>
</url>
<url>
<loc>http://nil.blog.shinobi.jp/articles/%E5%B9%B3%E5%9D%87%20ctr%E3%83%BB%E5%B9%B3%E5%9D%87%E6%8E%B2%E8%BC%89%E9%A0%86%E4%BD%8D%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6%E8%80%83%E3%81%88%E3%81%A6%E3%81%BF%E3%82%8B</loc>
<priority>0.5</priority>
<changefreq>monthly</changefreq>
<lastmod>2020-09-12T14:41:52+09:00</lastmod>
</url>
<url>
<loc>http://nil.blog.shinobi.jp/articles/%E3%83%91%E3%83%A9%E3%83%AC%E3%83%AB%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89%E3%81%AE%E8%87%AA%E5%88%86%E3%82%92%E8%A6%8B%E3%81%9F</loc>
<priority>0.5</priority>
<changefreq>monthly</changefreq>
<lastmod>2020-09-12T14:34:20+09:00</lastmod>
</url>
(以下略)
</urlset>
あまりファンシーな構造化はされていないが,ちゃんと <lastmod> が送信されているあたりは,WordPress 標準の XML サイトマップ作成機能よりよい。
しかし問題は,非 TLS / SSL の URL ( http://~ ) が送信されていることである。実は,Google にインデックスされるようになったが http://~ の URL であったのでまさかと思って確認してみたというのが今回の記事である。非 TLS / SSL の URL が送信されると何が問題なのか
TLS は SSL の後継技術で,これに対応した URL は SSL と同じく https://~ のスキームで示される。本稿では TLS / SSL として言及するが,現在使われているのは TLS だけであり,SSL という呼び方は不正確であることに留意されたい。
検索エンジンに認知される URL が TLS / SSL 非対応のものだと,いくつかの看過できないデメリットがある。
第一は TLS / SSL 非対応サイトそれ自体の SEO 上のデメリットである。Google は TLS / SSL 対応のサイトを優遇する。つまり,非 TLS / SSL の URL が送信されれば,TLS / SSL 非対応のサイトであると判断されて大きなハンディキャップを負うことになる。実際には対応しているにもかかわらずである。
第二に被リンクの分散がある。Google は HTTP サイトと HTTPS サイトを別サイトとみなすというのが定説になっており,これによれば,経路によりアクセスされる URL・被リンクがバラバラになることでページの評価が上がりにくくなってしまう。さらに,検索エンジン以外も HTTP と HTTPS を別扱いにしている場合が少なくない。はてなブックマークは両者をマージするようになったが,SNS では別扱いされている場合が多い。
第三に,もちろん,訪問者が TLS 接続を利用できないことである。ログインのあるサイトほど重大ではないとはいえ,TLS 接続はプライバシ・セキュリティの向上に資する。どうやって対策すればいいのか
残念ながらこれについての設定は用意されていないようである。canonical にも対応していないので,対策のしようがない。
Javascript で自動リダイレクトすることは可能だが,不親切なのでやめたほうがいい。そういった疑わしい挙動は,場合によっては検索エンジンにペナルティを受けることも考えられる。
ただし,TLS / SSL 対応 の URL に被リンクを集めることで,TLS / SSL に対応していることとそれが正常に機能していることをアピールでき,検索エンジンがそちらを優先してくれる可能性もある。これについては少し試してみたい。
P.S. とりあえずブログランキングに登録してみた。被リンクとしての効果があるのかは議論があるけど,できるのはこれぐらいしかないので仕方ない。 -
忍者おまとめボタン
作成は非常に簡単であり,見た目も今風の,まあよくある感じのものを選ぶことができる。挙動もある程度設定することができる。
現在確認できている限りでは表示も速い。「忍者おまとめボタン」であることのアピールは少なく,控えめで実用的である。WordPress においてプラグインで表示するものと比べても見劣りしない。
問題は広告についてで,広告の扱いについて公式では一切言及されていない。
Twitter 検索してみる限り,(少なくとも過去のある時点では)広告が表示されるがクリック解析機能をオフにすると表示されなくなる......という仕様のようである。しかし,あらかじめ方針が公開されていないのはおそろしい。
canonical 属性による URL の統一に対応しているが,忍者ブログでは使えない(忍者ブログ側が canonical 埋め込みに対応していないため)忍者画像 RSS
思ったよりもややこしいし,メリットもよくわからない。
以前は「忍者レコメンド」という名称だったようだが,その旧名に反してレコメンデーション機能は一切ない(以前はあって削除された可能性はある)。更新日付順,ランダム,ソートなしの選択肢がある。表示される基準は単語リストベースでの簡単なフィルタリングができる。
相互 RSS 機能は自動ではなく,募集して,応募されるのを待つという仕組みのようである。募集した側は応募を拒否することができる。これは結構面倒で,応募を拒否すればいらぬ角が立ってしまう。世の中にはいろいろな人がいるので,強い反感を買うリスクを考えれば,収益化を考えないサイトでは募集をするメリットは薄いかもしれない。逆に,探して応募する分には問題なさそうだ(もちろん,相互終了の際には注意を要する)。
忍者画像RSSで相互RSSを始めよう|ヘルプ|忍者画像RSS
その名の通り,記事に画像が貼られていることを前提とする。表示サイドでは画像用の領域がないテーマも選べるが,相互 RSS が目的である場合は(それがほとんどだろう),必ずすべての記事に画像を貼っておく必要がある。そうでないと,相互 RSS 先でデフォルトのプレースホルダ画像とともに表示されることになり,見た目を嫌った相手に相互 RSS を終了されることになるだろう。
なお,少なくとも忍者ブログに貼った場合では,マウスオーバでは本来の URL が表示されるが,いったん忍者画像 RSS のアクセス解析サーバ ( rcm.shinobi.jp ) へリダイレクトしたうえで改めて本来の URL にリダイレクトする。こうした挙動を好まない人は多いし,プライバシツールで遷移がブロックされる場合がある。
可能であれば相互 RSS の募集を試したいところではあるが,現在のところこのブログが忍者画像 RSS に認識されておらず,募集作業ができない。また,ほとんど記事に画像がなく,そもそもこのブログを今後継続して更新するかどうかも定かではないので,単なるテストとして参加するのもどうだろうかというのはある。忍者ブログの Google インデックス登録
忍者ブログには標準で XML サイトマップの生成・Google への送信機能が付いている。
忍者ブログの仕様あれこれ|インターネッツ番外地
10 日に日付が変わってすぐ 1 記事を投稿し,被リンクや追加の ping が生じるようなことを避けて記事追加だけを続けた。半日に一度ほど URL 完全一致で Google 検索を試していたところ,14 記事追加していた 11 日深夜に 1 記事の表示が確認でき,これをもって正常にインデックス登録できたと判断した。
小括として,忍者ブログの自動 XML サイトマップ生成・Google への送信機能は現在も機能していることが確認できた。
ただし,現在のところ,インデックスへは非 HTTPS 版で登録されている。これは大きな問題なので,対策を考える必要がある。まだインデックス登録が始まったばかりのようなので,少しこのまま様子を見る。
今後は,被リンクや追加の ping を生じうることも避けずに試すとともに,検索結果ページへの表示について観察していきたい。