"WordPress"カテゴリーの記事一覧
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Similar Posts について
Similar Posts は古株の WordPress プラグインで,その名の通り関連記事を表示するものである。
Similar Posts – Best Related Posts Plugin for WordPress – WordPress プラグイン | WordPress.org 日本語
英単語を拾えるほか,実験的な CJK サポートにも対応しているようである。今はより高機能なプラグインもあるものの,コンパクト・軽量であることから今でも愛用者が多い。Similar Posts の標準設定を使って関連記事を表示する
Similar Posts には記事の最後に関連記事リストを出力する機能が備わっており,通常はこれを使えば問題ない。
この出力機能の設定は,設定 > Similar Posts を開いて, Placement タブにある 「Output after post:」の項目からできる。Similar Posts で任意の場所に関連記事を表示する
しかし,出力される場所やスタイルをより細かく指定したい場合もある。「Head, Footer and Post Injections」などのプラグインの出力と統合すれば,細かくカスタマイズできて便利である。
Head, Footer and Post Injections – WordPress プラグイン | WordPress.org 日本語
先述した設定画面にも,「Output in content: (via special tags) 」と,それらしい項目があるが,ドキュメンテーションされておらず,ウェブ上にも情報がない。
開発者は今もこのプラグインのアップデートを続けているものの,サポートの手間までは負いたくないようで,フォーラムは放置状態である。自身の新しい(多機能でそれゆえ重い)プラグインへの移行を促しているようである。結局のところ自分で解決するほかないだろう。
機能が生きていればソースを参照することで解決できるかと考え,パッケージをダウンロードしてみた。果たして方法は思ったよりずっと簡単に見つかった――開発者がコメントを残してくれていたのである。/*
というわけで,<?php similar_posts(); ?> を挿入すれば,その場所に関連記事リストが出力される。
Template Tag: Displays the posts most similar to the current post.
e.g.: <?php similar_posts(); ?>
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WordPress 5.5 から XML サイトマップ生成機能が標準搭載
WordPress 5.5 から XML サイトマップ生成機能が(ようやく)標準機能として備わるようになった。以前も Jetpack の一部として提供されてはいたが,Jetpack プラグインをインストールしてWordPress.com アカウントと接続しなければ利用できなかった。
New XML Sitemaps Functionality in WordPress 5.5 – Make WordPress Core機能しているが......
WordPress 標準の XML サイトマップ生成機能は一般的な /sitemap.xml をオーバーライドせず,/wp-sitemap.xml という別のファイルを生成する。したがって,Search Console などを効果的に利用するためには,検索エンジンには wp-sitemap.xml を改めて登録する必要がある。
私は 1 ヵ月? 半月? とにかくそれくらい前に長年使った Google XML Sitemap に別れを告げ,WordPress の新しい標準サイトマップ生成機能に乗り換えた(Google XML Sitemap での前回の最終 ping は 8 月 13 日付けとなっている)。そして,それはうまく機能しているようだった。この間に追加した記事は 1 本だけだが,次の日には(わずかな)検索流入が始まったので,インデックスには速やかに追加されているようである。
しかし今日気づいたのは,サイト名で検索しても検索結果の「サイトリンク」機能が表示されなくなっているということである。これは,たとえば検索結果におけるサイトトップへのリンクの下にタグ別ページが表示されるなど,構造化された情報を元にサイト内部へのリンクが付加的に掲載されるものである。
そういうブランディングをしていない(どころかなるべく変に印象に残らないようにしている)のでサイト名で検索されるということはまずないし,他のキーワードでサイトリンクが表示されるほどドメインが強くもない。肝心のアクセス数はこの期間にも堅調に増えていっている。したがってこれ自体に実害はないが,あまり気分のよいものではないし,格好もつかない。
もちろん,WordPress の標準 XML 作成機能が原因だとも限らない。私は長いこと自分のブログをサイト名で検索するなんてしていないし,単にいつのまにか自分のサイトの評価が相対的に下がっていたのかもしれない。また,零細ブログなので,単純にまだ反映されきっていない可能性もなくはない。しかし,原因を切り分けるためにも,いちど Google XML Sitemap へ戻ることにした。何が違うのか
したことといえば,Google XML Sitemap をもう一度インストールしただけである。
Google XML Sitemaps – WordPress プラグイン | WordPress.org 日本語
sitemap.xml が生成されるようになると WordPress 標準の XML サイトマップ生成機能 ( wp-sitemap.xml ) は自動的に無効化されるようなので,サイトエンジンへの sitemap.xml の登録も残っている今回は単にプラグインをインストールし直すだけでよかった。
WordPress 標準サイトマップは最終更新日を出力しないことで悪名(?)高いが,私がやっているような零細サイトでは,(送信はしているが)最終更新日は無視されているように感じる。また,全体のアクセス数自体には問題がないことを考えると,これが原因ではないように思われる。
XML ファイルを眺めると,少なくとも私が使っていた設定では,決してWordPress 標準 XML サイトマップのほうが機能が少ないわけではない。むしろ,Google XML Sitemap でのものはカテゴリやタグさえも含められていないようである。WordPress の XML サイトマップにはカテゴリやタグが含められている。
ただ,それら,とくにカテゴリの存在が悪さをしている可能性も否定できない。私は当初 SEO を一切意識していなかったので,SEO 対策という意味では問題のあるカテゴリの使い方をしている。経過観察中
見てわかるような原因はなく,もちろん Google は「サイトリンク」が表示される条件を公開してはいないので,詳細は不明である。複数存在する要素を排除できないため,厳密な実験もできない。
結局のところ,しばらく様子を見るほかない。