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WordPress 5.5 から XML サイトマップ生成機能が標準搭載
WordPress 5.5 から XML サイトマップ生成機能が(ようやく)標準機能として備わるようになった。以前も Jetpack の一部として提供されてはいたが,Jetpack プラグインをインストールしてWordPress.com アカウントと接続しなければ利用できなかった。
New XML Sitemaps Functionality in WordPress 5.5 – Make WordPress Core機能しているが......
WordPress 標準の XML サイトマップ生成機能は一般的な /sitemap.xml をオーバーライドせず,/wp-sitemap.xml という別のファイルを生成する。したがって,Search Console などを効果的に利用するためには,検索エンジンには wp-sitemap.xml を改めて登録する必要がある。
私は 1 ヵ月? 半月? とにかくそれくらい前に長年使った Google XML Sitemap に別れを告げ,WordPress の新しい標準サイトマップ生成機能に乗り換えた(Google XML Sitemap での前回の最終 ping は 8 月 13 日付けとなっている)。そして,それはうまく機能しているようだった。この間に追加した記事は 1 本だけだが,次の日には(わずかな)検索流入が始まったので,インデックスには速やかに追加されているようである。
しかし今日気づいたのは,サイト名で検索しても検索結果の「サイトリンク」機能が表示されなくなっているということである。これは,たとえば検索結果におけるサイトトップへのリンクの下にタグ別ページが表示されるなど,構造化された情報を元にサイト内部へのリンクが付加的に掲載されるものである。
そういうブランディングをしていない(どころかなるべく変に印象に残らないようにしている)のでサイト名で検索されるということはまずないし,他のキーワードでサイトリンクが表示されるほどドメインが強くもない。肝心のアクセス数はこの期間にも堅調に増えていっている。したがってこれ自体に実害はないが,あまり気分のよいものではないし,格好もつかない。
もちろん,WordPress の標準 XML 作成機能が原因だとも限らない。私は長いこと自分のブログをサイト名で検索するなんてしていないし,単にいつのまにか自分のサイトの評価が相対的に下がっていたのかもしれない。また,零細ブログなので,単純にまだ反映されきっていない可能性もなくはない。しかし,原因を切り分けるためにも,いちど Google XML Sitemap へ戻ることにした。何が違うのか
したことといえば,Google XML Sitemap をもう一度インストールしただけである。
Google XML Sitemaps – WordPress プラグイン | WordPress.org 日本語
sitemap.xml が生成されるようになると WordPress 標準の XML サイトマップ生成機能 ( wp-sitemap.xml ) は自動的に無効化されるようなので,サイトエンジンへの sitemap.xml の登録も残っている今回は単にプラグインをインストールし直すだけでよかった。
WordPress 標準サイトマップは最終更新日を出力しないことで悪名(?)高いが,私がやっているような零細サイトでは,(送信はしているが)最終更新日は無視されているように感じる。また,全体のアクセス数自体には問題がないことを考えると,これが原因ではないように思われる。
XML ファイルを眺めると,少なくとも私が使っていた設定では,決してWordPress 標準 XML サイトマップのほうが機能が少ないわけではない。むしろ,Google XML Sitemap でのものはカテゴリやタグさえも含められていないようである。WordPress の XML サイトマップにはカテゴリやタグが含められている。
ただ,それら,とくにカテゴリの存在が悪さをしている可能性も否定できない。私は当初 SEO を一切意識していなかったので,SEO 対策という意味では問題のあるカテゴリの使い方をしている。経過観察中
見てわかるような原因はなく,もちろん Google は「サイトリンク」が表示される条件を公開してはいないので,詳細は不明である。複数存在する要素を排除できないため,厳密な実験もできない。
結局のところ,しばらく様子を見るほかない。PR -
忍者ホームページ
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- 途中まで試した
- 500 MB
- HTML のみ(PHP, Perl, SQL 等一切なし)
- 広告表示される
- HTTP のみ? 独自ドメイン関連付け可能
- 共有ドメイン名は分散しており非力
正直あえて使うメリットは何もない気がする。
もし 500 MB のクオータがブログと別なら使い道もあるが,ファイル置き場なら今は Dropbox とかいろいろあるしなあ。忍者アクセス解析
無料アクセス解析|忍者アクセス解析
- 試した
- ログ保存 4 ヵ月
- 自分を除外できない
- 機能は少ない
- 貼られたページに自動で広告を埋め込むらしい
プライバシとかそういう付加価値もないし,一方でプラグインを拾えないなど機能も少ないし,使いどころがわからない。
Google Analytics だと混乱する人向け?忍者 AdMax
忍者AdMax
- 試してない
- 広告配信
- サイトに力が入っている
広告出稿者向けに「忍者 AdTargeting」というものもあって,いまの稼ぎ頭らしい。
「表示報酬、クリック報酬、成果報酬の区別なく」とあるのは興味深いが,いまどき表示報酬で出向している広告主はいないだろう。
「アダルト広告 NG」くらいの設定はできるようだが,それ以上の設定はできないらしい。大抵この手のサービスの「アダルト広告」の基準は非常に緩いため,ギリギリを狙った広告が表示され,マトモなサイトでは使い物にならないと想像される。『忍者AdMax』はあなたのWebサイトの収益性を最大化させるため、システム上で広告を自動で選択しています。 そのため、個別に広告の選択をすることはできません。
PPC ならアドセンスのほうがマシだし,そもそも普通のサイトではアマゾンアフィリエイトでも貼っておいたほうが圧倒的に効率が良いし,プライバシや内容の面で訪問者のためにもなる。
アドセンスもアマゾンも審査が通らないような内容だけど広告を貼りたい人向け?忍者画像 RSS
画像付きRSSブログパーツ | 忍者画像RSS (旧:忍者レコメンド)
- 試してない
- サイトランキングみたいなやつ
- サイトは AdMax と同じぐらい力が入っている
コピペブログ向けっぽい。
相互 RSS はあんまりお勧めはしないが,まあ,簡単そうなのでひょっとしたら試すかもしれない。忍者おまとめボタン
【SSL対応】ツイートボタン、いいねボタン、はてブ、LINEボタン簡単設置|忍者おまとめボタン
- 試してない
- シェアボタンを貼るやつ
Zenback みたいなやつ。広告は表示されないという話があるが,公式には言及されていないので,表示されるのかもしれない(いずれにせよ,この手の Javascript をサイトに埋め込むときは少し注意が必要)。
Pocket, Tumblr, Feedly といった他のサイトでは活用されていることが分野によっては利用者の多いサービスにも対応しているので,用途によっては役に立ちそうだ。 -
ライブドアブログも試用中
先日から忍者ブログを試しているが,ライブドアブログにも登録して少し試してみたので,忍者ブログと使用感を簡単に比べてみた。
それにしても,前にライブドアブログを使っていた 5 年ぐらい前とまったく変わっていないのに驚く......ライブドアブログvs 忍者ブログ 14 番勝負
登録情報
引き分け
どちらもメールアドレスだけで登録できる。容量
ライブドアブログの圧勝
業界最高の 10 GB 以上 vs 業界最低の 500 MB では勝負にならない。安定性
ライブドアブログの勝ち
忍者ブログは使用二日目にして妙に接続が遅いことがあった。Twitter を見てもそんな感じ。
ただ使えないほどではない。今のところは。広告
忍者ブログの圧勝
どっちも PC で広告がほぼなくスマートフォンは広告だらけという構成。
ただし,忍者ブログでは広告の質自体は普通であるのに対して,ライブドアブログの広告の質は非常に低い。
また,ライブドアブログ上の“人気ブログ”へのリンクが大量に表示されるため,社会通念上大きな問題があるブログへのリンクを避けられない。利用規約・ルール
僅差で忍者ブログの勝ち
同じように緩やかだが,忍者ブログのほうが明瞭である。アップロード可能なファイル種類も多いのも地味に大きい。複数ブログ
忍者ブログの圧勝
ライブドアブログは HTML に共通の ID が出力される。ドメインパワー
ライブドアブログの勝ち
Moz のスコアでは shinobi.jp のほうが質が高いことが示唆されるが,このドメインは他のサービスでも使われている。blog. というサブドメインにぶら下がる格好になるので,実際の評価はもっと下がると思われる。実際,ウェブ検索でも blog.jp や livedoor.jp と比べると圧倒的に見かける機会が少ない。サービス内のアクセス誘導
ライブドアブログが僅差で勝ち
ライブドアブログにはサービス内のランキングがあるが,見ている人はたぶんいない。
そもそもこの手の機能は人力の spam を集めるだけというのはある。書きやすさ
忍者ブログの圧勝
ライブドアブログは目がチカチカするし,なんかもっさりしている。編集画面に限らず,全体的に機能が取っ散らかっている。
その点では忍者ブログはかなり優秀。だからこれもこっちで書いている。テーマ
忍者ブログの圧勝
ライブドアブログはスマートフォンサイトへの自動誘導をオフにすることができずレスポンシブデザイン非対応なので話にならない。
忍者ブログのレスポンシブテーマもウィジェット領域がアコーディオンなど微妙な感じではあるが,とりあえず機能する。HTTPS 対応
ライブドアブログの勝ち
ライブドアブログでは HTTPS に完全に切り替えることができるので,被リンクが分散する心配をしなくてよい。
また,忍者ブログでは独自ドメインでの対応予定がない。独自ドメイン
ライブドアブログの勝ち?
どちらも現状では HTTP のみ対応しているが,ライブドアブログは HTTPS への対応も計画しているとのこと。
一方,忍者ブログは新規受付を中止している。10 月に再開するとのことだが,本当にできるのかは不明。サポート
忍者ブログの勝ち?
どっちも原則ノーサポートだが,Blogger と違って受け付けてはくれる。忍者ブログのほうが圧倒的にユーザが少ない分マニュアルコピペ以外の返事を得られやすい模様。
ただライブドアブログも障害報告とかは丁寧にやっている。将来性
ライブドアブログの勝ち?
資本的にはライブドアブログ(LINE)が圧倒しているが,Naver まとめのように合併に伴って切られるリスクはある。LINE ブログと重複してるし,主力はコピペブログでコンプラ・CSR 的に地雷原だし。そういう意味ではどっちも危うい。
ただ,ライブドアブログは今も熱心に機能追加に動いているが,忍者ブログは 10 ヵ月経って大規模障害からの復旧すら完了していない。
エクスポートはどちらも Movable Type 形式対応。結論
ライブドアブログ 7 勝,忍者ブログ 6 勝,引き分け 1 でライブドアブログの勝ちだが......
ライブドアブログは広告やリンクの問題がひどすぎて使う気にならない。それに,忍者ブログはストレスなく編集できるというのも大きい。
容量が必要だとしても,ライブドアブログを使うくらいなら,はてなブログや Blogger のほうがよいだろう。
次はエキサイトあたり?
なお,このブログはまだインデックスに登録されていない。当然アクセスもゼロ。 -
正確なブログ記事を書くのは難しい。
言い換えれば,炎上の余地がないブログ記事を書くのは難しい。
一人の人間が書くものなので,どれほど気を付けていても,不正確な一般化,記憶違い,勘違いなどは生じる。しかも,正確であろうと気を付ければ気を付けるほど,小さな誤りでも目立ってしまう。
意図したところ自体は正確であっても,表現が不徹底であったり,抽象的,修辞的にすぎたために,異なる前提を持つ人やある知識を持たない人に誤った解釈をされてしまう場合もある。これにも万全を期さなければならない。
もちろん正確で明瞭なのはいいことであって,だからこそ時間をかけて,何度も読み返して内容を精査するわけである。この備忘録を書いているのも,アクセス解析を眺めてみて珍しくアクセスされた記事に不正確な部分があったので急ぎ修正を加えたことがきっかけである。指摘は実にありがたいことであり,自分が気付かなかった誤りに気付いて修正し,情報を少しでも完全に近づけることができる。
しかし,時間的なコストは到達すべきクオリティが高まるにつれて指数関数的に増えてしまう(むろん,何気なく書いたこの一文もまた突っ込もうと思えばいくらでも突っ込めるものである)。規格書を書いているわけではないし,契約書を書いているわけでもない。ただ個人がブログを書いているのであって,あらゆる人のあらゆる受け取り方に先回りして対応することはできない。
さらに厄介なのは,指摘が正しいとも限らないことだ。根拠を一切示さない,言い方は悪いが難癖のような指摘をする人もいる。もう少し手間をかければ,それらしく包装した悪魔の証明を迫ることも簡単である。内容の正しさ,理解しやすさに加えて,誰かの気分を害さないかにまで気を配る必要がある。
どこかに少しでも可燃性の部分があれば,そこから燃やすことができる。少なくとも,燃えている感を演出することはできる。
この底なし沼を抜け出す方法は群れて多数決の力をつけることで,これはオフラインと同じことである。事実,たいていの人はそのようにしている。しかし,そういう厄介ごとが嫌いだからこそ夜な夜なパーティーするのではなく薄暗い部屋でネットをしているわけで,一人で気ままに暮らしたい。営利目的ではないのだからなおさらである。
幸い,今のところ炎上した経験はないが,最近アクセス数を増やすことを意識し始めて,これがけっこう奏功していることを考えると,なにかしら対策を考えていく必要があるのかもしれない。炎上というのは,大抵,意図したよりも多くの人にリーチしてしまったことが原因で起こる。 -
Intel が iGPU で AMD に徹底抗戦する構えを見せたことで気になるのは、"RAM 帯域幅の不足"という最近深刻になってきた問題である。
iGPU では VRAM としてメインメモリの一部を使用する。メインメモリは DDR4 規格を採用しており、GDDR6 などを採用する dGPU の VRAM と比べると格段に遅い。この違いは、グラフィックでは体感可能なレベルのものである。 Ryzen G ではメモリの帯域やデュアル / シングルチャンネルでグラフィック性能が大きく変わってくるし、GDDR5 モデルと DDR4 モデルが混在した GT 1030 では同じ GPU であまりに性能が違うことが問題になった。
現行の DDR4 の後継として DDR5 という規格がある。どうなったのか見てみたら、つい先だって、7 月 14 日にようやく最終的な仕様が決定したらしい。
JEDEC Publishes New DDR5 Standard for Advancing Next-Generation High Performance Computing Systems | JEDEC
DDR5 の設計では、同クロックで倍の帯域幅を実現できるとのことである。しかし、ローンチ時の製品では JEDEC DDR4 終息時の 3.2 Gbps より 50% 高い 4.8 Gbps にとどまるという。動作電圧が 1.2V から 1.1V に下がることが影響していると思われる。DRAM にもプロセスルールシュリンクの波が押し寄せているとはいえ、さしあたりは大幅にクロックを上げることは難しいだろう。規格を外れるオーバークロックメモリでは性能を上げやすくなるが、iGPU を使うシステムのほとんどは XMP 等には対応しない。iGPU の高性能化が次のトレンドになるとしたら、DDR5 の電圧・インタフェースでは遠からずまた限界に達しそうである。
PC ベンダが実際に設定している cTDP は今も変わらないが、カタログスペックを出すための cTDP-up はじわじわと上がり続けている。Core2 Duo 末期では低消費電力にフォーカスしていた PC のトレンドが Sandy Bridge でパフォーマンスに切り替わり、Haswell でまた低消費電力に切り替わったように、iGPU 戦争の勃発で、(少なくとも LPDDR5 ではなく DDR5 を採用するシステムでは)またパフォーマンスに舵が切られるかもしれない。
DDR5 のライフサイクルは DDR4 のそれ(7年)と同じ程度になると見込まれているようだが、(システム全体から見れば大きな差ではない)消費電力を除けば決定的な違いはなかったこれまでとは異なり、帯域幅がシステムのパフォーマンスに直接影響する可能性があり、需要者のニーズも変わりつつある。DDR6 となるかはともかく、より高い電圧に対応するなどした後継規格への移行は割とすぐに起こりそうな気がする。もしそうだとしたら、DDR5 で 32 GB とか 64 GB といった容量を揃えるのはちょっと時期が悪いかもしれない。