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忍者ブログを試したメモとか日記とか

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ブログサービスがやりがちな失敗

忍者ブログも WordPress.com も

今回は「見たまま編集」のテスト。

忍者ブログも WordPress.com と同じ失敗をしていたようだ。実際には,WordPress.com がこれまで繰り返されてきた失敗にいまさら続いたのであるが。

More is less

何が失敗なのかと言えば,とりもなおさず,従来のドメイン名が逼迫してきた際にする新ドメイン名の大量追加である。

WordPress.com は *.wordpress.com が逼迫してきたため *.*.blog ドメイン名を大量に追加し,ランダムに割り当てるようにしたが,そのせいでドメインパワーが分散し,もともと優秀とはいえないSEO 面で最悪の状態になるという,ブログサービスとして致命的な事態になってしまった。結局半年で *.*.blog への移行方針を撤回して *.wordpress.com を割り当てる仕様に戻したが,ユーザをさんざん振り回す結果となった(私も振り回された)。忍者ブログもまた,前回の記事で見た通り,メインのドメイン名以外は使い物にならないレベルである。

これらのドメイン名をユーザに推奨すれば満足度が顕著に下がるし(誰もアクセスしなくなるので),かといって WordPress.com のように完全に撤回してもドメイン名の維持費は負担し続ける必要がある。

SEO が強いはてなブログについてみると,複数のドメイン名を使っているものの,どれも自社サービスとの関連性がわかる文字列で,数も少ない。

どうするべきであったのか

大量のドメイン名を追加したことでドメインパワーが分散してしまったことは既に述べた。

それに加え,S/N 比という問題もある。WordPress.com も忍者ブログも複数ブログ作成が容易なサービスである。それ自体はよいことであるが,spam 対策が間に合わなかったゆえに,人間ユーザが避ける新ドメイン名は spam ばかりになってしまった(なおはてなブログでは複数ブログ作成には有料契約が必要で,複数アカウント作成は規約違反で削除されうる)。

これを避けるには,追加するドメイン名はせいぜい 2, 3 個までにすべきであった。*.word.example.com のように,サブドメインの下にさらにぶら下げる格好にするとより効果があるかもしれない。

Google 八分同然のドメイン名でサイトを作ってしまった人は気の毒だが,彼らの尊い犠牲を無駄にしてはいけない。

「見たまま編集」について

大見出しで h2 になるなど,思ったよりいい感じであるが,改行でタブを閉じてくれないので,いったん書き上げたあとでスタイルを選択する必要がある。

フォントカラー
フォントサイズ
太字
斜体
下線
取り消し線
blockquote
hr

  • list
  1. numbered list
table
table
↑これ見たまま編集モード中では抜けられなくなる

左揃え
中央揃え
右揃え
あとはリンク,絵文字emoji,画像,動画,続きを読む。全画面モードもある。

絵文字は EZwebemoji, i-modeemoji, Softbankemoji のパレットから選ぶもので,Unicode はない。ページ出力こそ UTF-8 だが,そもそも 内部的に Unicode ではない感じがする。



↑ここに Unicode の絵文字を貼ったが,自動でストリップされ表示されない。

こうやっていろいろ追加するとだんだんエディタの動きがおかしくなってくる。

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