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なんでも,最近はブログにはプロフィールを書くべきということになっているらしい。
Google の E-A-T 基準にも影響を与えるとかなんとか。なるほどねー,それで検索上位のサイトでは絶対似てない似顔絵とうさんくさい自己紹介が書いてあるわけか。あんなの見る人の役に立つ情報とは思えないが,未だに長文 SEO がまかり通っているちょろさを考えるに,あながち嘘でもないのだろう。
検索結果で SEO がうまいだけのノイズを出し抜ける程度ということで,とりあえず UU を 3 倍くらいにはしたいので,この手の流行りにどんどん載っていきたい気持ちはある。
ただ,問題は人様に見せられるようなプロフィールなんて自分には全くないということだ。
だいたい私の今の専門は文系の分野で,ブログで書いているのはコンピュータの話題である。E-A-T 的には逆効果じゃないか。誇れる肩書も実績もなければ,成功体験も人望もないし,これといって面白いエピソードもなければ,もはや趣味らしい趣味もないし,気づけば未来に希望もないし,あるのはこの動かしがたい現実だけで,見渡す限り広がる虚無をあてどなく漂っている。
権威的な何かと一切無関係なわけではないが,すべての主題と直接密接に関係するわけではないので,書けば誰かの反感を買って炎上することにもなりかねない。あるいは,マウンティングを誘発しかねない。オンラインで人付き合い的なことを一切しない自分には味方が一人もいないわけで,そのあたりは普通の人より注意しておく必要がある。
もちろん,Google はアホの子なので,(多くのブログがしているように)紛らわしい単語を使って lorem ipsum と大差ないようなプレースホルダを書いても騙されてくれるだろう。でも,ほんとにそれでいいのか? SEO 丸出しのゴミを付け加えることは,却って僅かばかりの信用を失うことになりかねないだろうか?
アマチュアが“プロ”に対抗するのは失うものが多すぎる。どこかで線を引くべきであって,E-A-T 適合はその線の向こう側にある問題だろう。というわけで,よく見かけるような詳しいプロフィールを作るのはやめることにした。
ただ,一切プロフィールを書いていない現状もちょっとそっけない気はするので,年代とかそういう記事中でもよく触れている属性については,about ページで簡潔に触れてもいいかもしれないとも思っている。PR -
表示される広告
PC向けテンプレートの場合
- 右上に忍者ブログのロゴ広告(自動挿入・位置変更不可)
- 最新記事の下部広告(位置変更可・ただし出来る限り上部に表示してください)
- プラグインに設置される広告(位置変更・削除可)
- ブログ最下部テキスト広告(位置変更可・任意位置)
(PC向け 2015年1月現在)
スマートフォン向けテンプレートの場合
表示されることになっている広告は多い部類であるが,現時点では実際には上記のうち一部の広告が表示されないため,広告は少ない部類となっている。- ブログタイトル下(記事タイトル上)広告
- 記事本文の下部広告
- 記事一覧の下部広告
- コンテンツ最下部の広告
- ブログ最下部のテキスト広告
- オーバーレイ広告(画面下に必ず表示される広告)
(スマートフォン向け 2015年1月現在)
過去にはアドネットワークへの不正な広告の出稿によるマルウェア拡散が起きたほか,全画面広告の報告もある。実際の表示状況
条件
- 広告ブロックはない状態で,サードパーティクッキーや既知のトラッキングは一部禁止する(最近はこれがデフォルトになりつつあるため)。Firefox では「厳格」ではなく「標準」。
- Android の Firefox および WebView, PC の Firefox での確認。
忍者ブログに表示された広告(執筆時点)
PC
- 3ヵ月以上更新されないブログに,株式会社ジーニーによるアドネットワークの広告(gsspat.jp)が表示される(他のアドネットワークのものも表示される可能性もある)。[記載なし]
- ページ右上に忍者ブログのロゴとリンクが表示される。[1.]
- 記事の最新記事下に広告が表示されるブログがある(現在のところ,このブログでは表示されない)。[2.]
- デフォルトではウィジェット(「PR」)として忍者ツールズ自社サービスのバナー広告が表示される。これはユーザが削除できる。[3.]
- ページフッタ(一番下)に忍者ブログのテキストリンクと「[PR] 」という文字があり,ここに広告が表示されるはずだが,いくつかの回線・端末から試しても表示を確認できなかった。[4.]
スマートフォン
- デフォルトではウィジェット(「PR」)として忍者ツールズ自社サービスのバナー広告が表示される。これはユーザが削除できる。[記載なし]
- [1.] ~ [4.] は確認できなかった。
- ページフッタ(一番下)に「[PR] 」という文字があり,ここに広告が表示されるはずだが,いくつかの回線・端末から試しても表示を確認できなかった。[5.]
- Yahoo! Japan の大きな追尾型バナー広告が表示される(他のアドネットワークのものも表示される可能性もある)。[6.]
PC では広告が少ないが,スマートフォンでは広告が多い
PC からの閲覧に関しては広告が少ない部類である一方,スマートフォンからの閲覧では大きく邪魔な広告が表示された。
とはいえ,少なくともレスポンシブテーマでは,スマートフォンでも Yahoo! Japan のオーバーラップ広告があるだけであり,目立つとはいえ内容は控えめだった。
過去には全画面広告が表示されたこともあるとのことなので油断はできないが,現時点では人に勧められる運用であると言える。 -
忍者ブログも WordPress.com も
今回は「見たまま編集」のテスト。
忍者ブログも WordPress.com と同じ失敗をしていたようだ。実際には,WordPress.com がこれまで繰り返されてきた失敗にいまさら続いたのであるが。More is less
何が失敗なのかと言えば,とりもなおさず,従来のドメイン名が逼迫してきた際にする新ドメイン名の大量追加である。
WordPress.com は *.wordpress.com が逼迫してきたため *.*.blog ドメイン名を大量に追加し,ランダムに割り当てるようにしたが,そのせいでドメインパワーが分散し,もともと優秀とはいえないSEO 面で最悪の状態になるという,ブログサービスとして致命的な事態になってしまった。結局半年で *.*.blog への移行方針を撤回して *.wordpress.com を割り当てる仕様に戻したが,ユーザをさんざん振り回す結果となった(私も振り回された)。忍者ブログもまた,前回の記事で見た通り,メインのドメイン名以外は使い物にならないレベルである。
これらのドメイン名をユーザに推奨すれば満足度が顕著に下がるし(誰もアクセスしなくなるので),かといって WordPress.com のように完全に撤回してもドメイン名の維持費は負担し続ける必要がある。
SEO が強いはてなブログについてみると,複数のドメイン名を使っているものの,どれも自社サービスとの関連性がわかる文字列で,数も少ない。どうするべきであったのか
大量のドメイン名を追加したことでドメインパワーが分散してしまったことは既に述べた。
それに加え,S/N 比という問題もある。WordPress.com も忍者ブログも複数ブログ作成が容易なサービスである。それ自体はよいことであるが,spam 対策が間に合わなかったゆえに,人間ユーザが避ける新ドメイン名は spam ばかりになってしまった(なおはてなブログでは複数ブログ作成には有料契約が必要で,複数アカウント作成は規約違反で削除されうる)。
これを避けるには,追加するドメイン名はせいぜい 2, 3 個までにすべきであった。*.word.example.com のように,サブドメインの下にさらにぶら下げる格好にするとより効果があるかもしれない。
Google 八分同然のドメイン名でサイトを作ってしまった人は気の毒だが,彼らの尊い犠牲を無駄にしてはいけない。↑これ見たまま編集モード中では抜けられなくなる「見たまま編集」について
大見出しで h2 になるなど,思ったよりいい感じであるが,改行でタブを閉じてくれないので,いったん書き上げたあとでスタイルを選択する必要がある。
フォントカラー
フォントサイズ
太字
斜体
下線
取り消し線blockquote
hr- list
- numbered list
table table
左揃え中央揃え右揃えあとはリンク,絵文字,画像,動画,続きを読む。全画面モードもある。
絵文字は EZweb, i-mode
, Softbank
のパレットから選ぶもので,Unicode はない。ページ出力こそ UTF-8 だが,そもそも 内部的に Unicode ではない感じがする。
↑ここに Unicode の絵文字を貼ったが,自動でストリップされ表示されない。
こうやっていろいろ追加するとだんだんエディタの動きがおかしくなってくる。 -
やってきたぜ忍者の里
無料ブログを比較していて,意外と忍者ブログがいい感じなことに気付いたので実際にブログをつくってみた。誰もアクセスしない WordPress.com ブログの代わりにしばらく使ってみようと思う。
フッタのコピーライト表記は「© 2006 Ninja Tools Inc.」となっている。古き良き時代の遺産を感じる。
使用感は livedoor ブログに似ている。というより,00 年代のブログはどこもこういう感じだったのだろう。共用ドメイン名
blog.shinobi.jp 以外を選ぶ理由は全くない。いくつか Moz でドメインパワーを調べてみたらこんな感じ。
syoyu.net
Domain Authority 37
Linking Root Domains 3.3k
Spam Score 56%
anime-voice.com
DA 32
LRD 4.5k
SS 33%
blog.shinobi.jp
DA 90
LRD 147.k
SS 23%
Moz の指標はそのまま信頼できるものではないが,それでもこの数字はちょっとまずい。Moz は内容を参考にしていないようなので,Google ではさらに低く評価されることになると思われる。spam 被リンクも見たことのない数字になっている。独自ドメイン名
無料で独自ドメイン名を登録できるが,HTTPS 非対応なので正直実用性は微妙。対応予定もない模様。
もっとも,SEO (とプライバシ)を考慮しないのであれば非常に便利。サブドメインを忍者ブログに飛ばすことで使い分けができる。
livedoor ブログも非対応だが対応予定。
Blogger は HTTPS 対応。そのへんは Google の意地か。テーマ
標準テーマはレスポンシブ非対応だが,「レスポンシブ」で検索するとレスポンシブ対応のテーマも発見できる。まあ古いテーマも古き良きインターネッツを感じて好き。
カスタマイズ性はかなり高そう。
テーマを評価できる機能があるんだけど,評価数が 2 桁とかで過疎を感じる。編集画面
昔ながらの感じ。ただシンプルでモノトーンなので古臭い印象はないし,居心地が良い。A/B テストの末に意味不明なことになってる今風のシュッとしたサイトと違って機能がちゃんと文脈に沿って並んでいる。ソースコードを眺めてみてもかなりシンプル。
「見ながら編集」(ビジュアルエディタ)は定番の Tiny MCE を採用。
タブを“ソースコード”にして“「Enter」キーを押して改行(自動改行)”を選択するといい感じになるが,MarkDown は使え(るわけも)ない。見出しはカッコエイチツーカッコトジ......と手入力してる。つらい。ここは WordPress.com に大きく劣る部分。あんまり好みでないがやっぱり「見たまま編集」を使うべきかもしれない。
予約投稿やコメント受付設定,URL 指定もできる。
デフォルトの編集モードや PING 送信先は /hoge/Setting?mode=entry でできる。hoge って入れた記憶ないんだけどこのシステムにおける編集画面関連のディレクトリがこれなんだろうか......?
グローバルでコメントを禁止する設定も探しているんだけど見つからない。CSS で見た目上消して IP アドレス「*」からの投稿を禁止するとかがいいかもしれない。規約とか
普通な感じ。
というわけで,/dev/null に突っ込む戯言はしばらくここに書いていく。